ToDoリストは、仕事の効率化を図る上で欠かせない存在です。やるべきことをまとめたToDoリストの内容に基づいて仕事を行えば、仕事中の時間の無駄を大幅に減らせます。ただ、ToDoリストの作成にもコツがあり、始業時間になってからToDoリストを作成し始めるのはよくありません。
何らかの理由により、やるべきことが少ない時期ならともかく、そうでない場合、ToDoリストの作成にはある程度の時間がかかるのが普通です。やるべきことをピックアップし、優先順位の高いものと低いものに振り分けていく必要がある都合上、短時間でToDoリストを作成しようとすると、優先順位の振り分けを間違える可能性も高まります。
そのため、仕事の効率化を図るのであれば、前日のうちにToDoリストを作成しておくのが基本です。前日の仕事終わりの時間帯や、帰宅後に翌日のToDoリストを作成しておき、翌日、やるべきことにすぐ取り掛かれるようにするのが大事です。
また、中長期的な目標を達成するためにToDoリストを活用する場合、作業を細分化することも欠かせません。単一の作業をこなすだけで中長期的な目標を達成できるケースなどまずなく、様々な作業が求められるのが普通です。
中長期的な目標の達成を目指す場合、作業を細分化して、ToDoリストにできる限り具体的な作業内容を記述するのがよいでしょう。ToDoリストを活用する仕事術は、IT業界で働くエンジニアにとっても有用なので、ぜひToDoリストを仕事に取り入れてみてください。